海外の人物(西洋の教育思想)【保育士試験 教育原理】

2019年4月11日

こんにちは。ちゃんママです。

今日は教育原理で出題される海外の人物について勉強していきます。
では、過去の問題から見ていきましょう。

過去問

平成30年後期

問3 次の文のうち、正しいものを一つ選びなさい。

 1 ピアジェ(Piaget, J.)は、恩物によって子どもの活動を引き出すことを提唱した。

 2 ロック(Locke, J.)は、子どもには生得的な観念があるとして、白紙説を否定した。

 3 エレン・ケイ(Key, E.)は、世界で最初の幼稚園を創設した。

 4 カイヨワ(Caillois, R.)は、遊びを4つの項目(競争、偶然、模擬、眩め暈まい)に区分した。

 5 オーエン(Owen, R.)は、シュタンツで孤児のための学校を経営した。

正解

平成30年前期

問3 次のA・Bそれぞれの著者として正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 人間は生後1歳になって、真の哺乳類が生まれた時に実現している発育状態に、やっとたどりつく。そうだとすると、この人間がほかのほんとうの哺乳類なみに発達するには、われわれ人間の妊娠期間が現在よりもおよそ1ヵ年のばされて、約 21 ヵ月になるはずだろう。

B どの教科でも、知的性格をそのままにたもって、発達のどの段階のどの子どもにも効果的に教えることができるという仮説からはじめることにしよう。これは、教育課 程というものを考えるうえで、大胆で、しかも本質的な仮説である。

 

ア ヘルバルト(Herbart, J.F.)

イ ブルーナー(Bruner, J.S.)

ウ ポルトマン(Portmann, A.)

 

(組み合わせ)

1
2
3
4
5

正解
5

問4 次の文の著者として正しいものを一つ選びなさい。

旧教育は、これを要約すれば、重力の中心が子どもたち以外にあるという一言につきる。重力の中心が、教師・教科書、その他どこであろうとよいが、とにかく子ども自身の直接の本能と活動以外のところにある。(中略)いまやわれわれの教育に到来しつつある変革は、重力の中心の移動である。それはコペルニクスによって天体の中心が地球から太陽に移されたときと同様の変革であり革命である。このたびは子どもが太陽となり、その周囲を教育の諸々のいとなみが回転する。子どもが中心であり、この中心のまわりに諸々のいとなみが組織される。

 

 1 コメニウス(Comenius, J.A.)

 2 ルソー(Rousseau, J.-J.)

 3 デューイ(Dewey, J.)

 4 キルパトリック(Kilpatrick, W.H.)

 5 フレーベル(Fröbel, F.W.)

正解
3

平成29年後期

問3 次の【Ⅰ群】の記述と【Ⅱ群】の人名を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】

A イタリア初の女性医学博士。子どもは自ら発達する力を持っている、という考えに基づき、幼児期には精神的発達の基礎として「感覚の訓練」が特に重要である、との観点から教具を開発した。

B ドイツの教育者。神と自然と人間を貫く神的統一の理念に基づき、「自己活動」と「労作」の原理を中心とした教育の理論を展開した。生まれたばかりの子どもでもあらゆる能力を本来自分の内にもっている、という思想のもとに恩物を開発した。

【Ⅱ群】

ア フレーベル(Frӧbel, F.W.)

イ モンテッソーリ(Montessori, M.)

ウ ペスタロッチ(Pestalozzi, J.H.)

(組み合わせ)

1
2
3
4
5

正解
3

問5 次の文のうち、正しいものを○、誤ったものを × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A ソクラテス(Sōkratēs)は、古代ギリシャのアテナイにアカデメイヤをつくった。

B ルソー(Rousseau, J.-J.)は、ノイホーフに貧民のための学校をつくった。

C デューイ(Dewey, J.)は、シカゴ大学に実験学校をつくった。

 

(組み合わせ)

1 ×
2 × ×
3 ×
4 × ×
5 × × ×

正解
4

平成29年前期

問3 次の文の著者として、正しいものを一つ選びなさい。

わたしたちは、わたしたちの意志と選択とは無関係に、わたしたちの先祖を通して、わたしたちの生命の一番奥の基礎となる運命が決っているのを知っている。わたしたちが自分でつくる子孫を通して、わたしたちはある程度は自由な存在として、種族の運命を決めることができるのである。

人類がすべて、これを全く新しい見方で認識しはじめ、これを発展の信仰の光のなかに見て、20世紀は児童の世紀になるのである。これは二重の意味をもっている。一つは、大人が子どもの心を理解することであり、一つは、子どもの心の単純性が大人によって維持されることである。そうなって初めて、古い社会が新しくなる。

(組み合わせ)

 1 ルター(Luther, M.)

 2 コメニウス(Comenius, J.A.)

 3 デューイ(Dewey, J.)

 4 エレン・ケイ(Key, E.)

 5 ペスタロッチ(Pestalozzi, J.H.)

正解
4

問4 次の記述にあてはまる人物として、正しいものを一つ選びなさい。

フランス革命時、公教育設置法案を提出した。同案は革命の動乱の中で成立することはなかったが、後世に大きな影響を与えた。それ以前に著した『公教育に関する五つの覚書』は、法案の基礎となっている。そこには、教育の自由が認められるべきであり、公教育は国民に対する社会の義務であると述べられ、学校制度のあり方や教育内容にも言及されている。

 

 1 トマス・モア(More, T.)

 2 ロック(Locke, J.)

 3 コンドルセ(Condorcet, M.-J.-A.-N. C.)

 4 オーエン(Owen, R.)

 5 ピアジェ(Piaget, J.)

正解
3

平成28年後期

問4 次の文の著者として正しいものを一つ選びなさい。

そこで、活動的な仕事のさまざまな形態を学校に導入することに関して、留意すべき重大な事柄は、これらの形態を通して、学校の全精神が一新されるということである。学校は、将来営まれるべき、ある可能な生活と抽象的で、迂遠な関わりしかもたない学課を学ぶ場所ではなく、自らを生活と関連させ、子供が指導された生活を通じて学ぶ、子供の住みかになる機会をもつものとなる。学校は小型のコミュニティ、胚芽的社会になる機会をもつ。これが基本的事実であり、ここから継続的で、秩序ある教育の流れが生ずる。

 1 ロック(Locke, J.)

 2 オーエン(Owen, R.)

 3 デューイ(Dewey, J.)

 4 パーカースト(Parkhurst, H.)

 5 キルパトリック(Kilpatrick, W.H.)

正解
3

平成28年前期

問4 次の文の著者として正しいものを一つ選びなさい。

知的観点においては、基礎陶冶の理念は、その教育原則を「生活が陶冶する」という全く同じ言葉で言うことができる。道徳陶冶が本質的にわれわれ自身の内的直観から、すなわちわれわれの内的本性に生き生きと語りかける諸印象から出発するのと同様に、精神陶冶はわれわれの外的感覚に語りかけ、活気づける対象の直観から出発する。自然はわれわれの感覚の印象全般を、われわれの生活に結びつける。われわれの外的認識すべては、その生活の感覚の印象の結果である。

 1 コメニウス(Comenius, J.A.)

 2 ルソー(Rousseau, J.-J.)

 3 ペスタロッチ(Pestalozzi, J.H.)

 4 フレーベル(Fröbel, F.W.)

 5 デューイ(Dewey, J.)

正解
3

問5 次の【Ⅰ群】の記述と【Ⅱ群】の人物を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】
A 自分が無知であることを自覚する「無知の知」を思索の出発点とすることによって臆見を排し、知を愛し求めることを人間性の根本ととらえた。弟子たちに対話の中で問いかけ、学ぶ者が自ら答えを見出すよう促す「産婆術」という教育の方法を示した。

B 経験論の代表者。人間の精神は本来白紙(タブラ・ラサ tabula rasa)のようなものであり、経験が意識内容として観念を与えるとした。これは「白紙説」ともよばれ、知識を獲得させる教育は、白紙の子どもの精神に外からいろいろと刺激を与え、観念を構 成していくことだとした。

【Ⅱ群】

ア ソクラテス(Sōkratēs)

イ ロック(Locke, J.)

ウ アリストテレス(Aristotelēs)

 

(組み合わせ)

1
2
3
4
5

正解
1

問6 次に示すものは、ある人物が当初は障害児教育を行うために考案した教具の一部である。これらを考案した人物は誰か。正しいものを一つ選びなさい。

着衣枠、重量板、触覚板、円柱さし、ピンクタワー、算数棒、音感ベル

 1 フレーベル(Fröbel, F.W.)

 2 エレン・ケイ(Key, E.)

 3 イリイチ(Illich, I.)

 4 モンテッソーリ(Montessori, M.)

 5 ルソー(Rousseau, J.-J.)

正解
4

平成27年

問7 次の文は、ある学習の方法に関する記述である。( A )・( B )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

( A )は、発見学習に対して、その効率の悪さに異を唱え、文化の継承として知識をそのまま受け容れて身につけることが大切であると主張した。そのためには機械的に知識を覚えさせるのではなく、新しい学習内容を学習者が既に所有している知識と関連づけて、その意味や重要性を理解できる形で提示すれば、新しい知識の定着がよくなるとして、( B )を提唱した。学習内容を理解しやすく方向づけるためにあらかじめ与える情報を、先行オーガナイザーという。

(組み合わせ)

1 スキナー(Skinner, B.F.) プログラム学習
2 ヘルバルト(Herbart, J.F.) 四段階教授法
3 ブルーム(Bloom, B.S.) 完全習得学習
4 オーズベル(Ausubel, D.P.) 有意味受容学習
5 キルパトリック(Kilpatrick, W.H.) プロジェクト・メソッド

正解
4

問4 次の文の著者として正しいものを一つ選びなさい。

教授-学習の問題に関する心理学研究は、これまでふつう子どもの知的発達の水準の解明に限られてきた。だが、子どもの発達状態をこの水準だけで決定するのでは不十分である。この水準はふつうどのように決定されているか? この決定の手段とされるものは、子どもが自主的に解いた問題である。これによって、子どもが今日できること、知っていることが分かる。なぜなら、そこでは子どもにより自主的に解かれた問題だけが考慮されているからである。明らかに、この方法によるとき、われわれは、今日子どもにすでに成熟しているものだけを明らかにすることができる。われわれは、子どもの現下の発達水準だけを決定する。だが、発達状態というものは、その成熟した部分だけで決定されるものでは決してない。自分の果樹園の状態を明らかにしようと思う園丁が、成熟した、実を結んでいるりんごの木だけでそれを評価しようと考えるのは間違っているのと同じように、心理学者も、発達状態を評価するときには、成熟した機能だけでなく、成熟しつつある機能を、現下の水準だけでなく、発達の最近接領域を考慮しなければならない。

 1 ブルーナー(Bruner, J.S.)

 2 ピアジェ(Piaget, J.)

 3 デューイ(Dewey, J.)

 4 エリクソン(Erikson, E.H.)

 5 ヴィゴツキー(Vygotsky, L.S.)

正解
5

問5 次の文の著者として正しいものを一つ選びなさい。

この教育は、自然か人間か事物によってあたえられる。わたしたちの能力と器官の内部的発展は自然の教育である。この発展をいかに利用すべきかを教えるのは人間の教育である。わたしたちを刺激する事物についてわたしたち自身の経験が獲得するのは事物の教育である。

 1 コメニウス(Comenius, J.A.)

 2 ルソー(Rousseau, J.-J.)

 3 フレーベル(Fröbel, F.W.)

 4 モンテッソーリ(Montessori, M.)

 5 ペスタロッチ(Pestalozzi, J.H.)

正解
2

平成26年

問3 次の文は、フレーベル(Frӧbel,F.W.)に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

 1 「あらゆる善の源泉は遊戯の中にあるし、また遊戯から生じてくる」として、遊戯(遊び)の重要性を述べた。
 2 子どものすべての活動は神的なものの自己表現であり、創造的な活動であるとした。
 3 「頭と心と手」に象徴される精神力、心情力、技術力という 3 種の根本的な能力を調和的に発達させることが教育の課題であるとした。
 4 家庭教育を向上させるために母親のための教育書『母の歌と愛撫の歌』を著した。
 5 幼児のための教育遊具を考案、製作し「恩物(Gabe)」と名付けた

正解
3

問4 次の【Ⅰ群】の記述を【Ⅱ群】の著者名と結び付けた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】
A 教育は、経験の意味を増加させ、引き続く経験の進路を方向づける能力を高めるような形での、経験の再構成または再組織化なのである。

B 私は彼らとともに泣き、彼らとともに笑いました。彼らは世界も忘れ、シュタンツも忘れて、私のもとにおり、私もまた彼らのもとにおりました。彼らのスープは私のスープであり、彼らの飲み物は私の飲み物でした。私には何もなく、所帯もなく友人も召使も誰も私の身のまわりにはいませんでした。私にはただ、子供たちだけがおりました。

彼らが健康なときは、私は彼らの真ん中にいました。彼らが病気のときは、私は彼らのそばにいました。私は夜は一番最後にベットに就き、朝は一番早く起きました。私はベットのなかでも彼らが寝つくまで彼らとともに祈り、そして教えました。彼らはそうすることを望んだのです。二重感染の危険にさらされながら、私は彼らの着物や身体のほとんどどうしようもない汚れの世話をしてやりました。

【Ⅱ群】
ア カント(kant,I.)
イ デューイ(Dewey,J.)
ウ ルソー(Rousseau,J.-J.)
エ ペスタロッチ(Pestalozzi,J.H.)
オ オーエン(Owen,R.)

1
2
3
4
5

正解
3

平成25年

問3 次の文は、ヘルバルト(Herbart,J.F.)に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

 1 彼によれば、教育の目的は倫理学によって示され、教育の方法は心理学によって示される。
 2 彼は、教育の究極的な目的は、道徳的品性の陶冶にあると考えた。
 3 彼は、「生活が陶冶する」という有名な言葉を残した。
 4 彼は、教授において、子どもに多方面への興味を喚起することの重要性を説いた。
 5 彼は、著書『一般教育学』のなかで、「明瞭・連合・系統・方法」という4段階の教授段階説を唱えた。

正解
3

問4 次の文の著者として正しいものを一つ選びなさい。

敏感期というのは、発育のうちにすなわち生き物の幼児期にあらわれる特別敏感な状態のことであります。それは一時的のもので、その生物に一定の能力を獲得させるのに役だつだけです。それが済めば、その敏感な状態は消えます。

それでどの特性も、一つの衝動に基づく限られた短期間に発達します。成長とは受け継いだ生まれついた無計画の発育のことではなく、周期的にあらわれる本能によって細心に指導される内面的な努力の結果であります。

そういう本能が、発育のある段階に、その生き物に精力の消費を強制します。その精力の使い方は、おとなになった人のものとははっきり区別されます。

 1 ペスタロッチ(Pestalozzi, J.H.)
 2 ロック(Locke, J.)
 3 フレーベル(Fröbel, F.W.)
 4 モンテッソーリ(Montessori, M.)
 5 ルソー(Rousseau, J.-J.)

正解
4

問6 次の記述にあてはまる人物として、正しいものを一つ選びなさい。

アメリカの教育心理学者で、評価論の研究者。完全習得学習(マスタリー・ラーニング)を提唱した。彼は、これまでの教育が、生徒の3分の1程度の者しか十分な理解ができないということを前提に行われてきたことを批判した。
そして、個々の生徒の学習状況を把握し、適切な指導を行うために診断的評価、形成的評価、総括的評価を提唱した。これら3つの評価を適切に行い、学習条件を整備すれば、大多数の児童生徒にとって完全習得学習は可能であると考えた。

 1 デューイ(Dewey, J.)
 2 スキナー(Skinner, B.F.)
 3 ブルーム(Bloom, B.S.)
 4 エリクソン(Erikson, E.H.)
 5 ハッチンス(Hutchins, R.M.)

正解
3

問8 次の【I群】の人物と【II群】の記述を結びうけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【I群】
A ベル(Bell, A.)
B キルパトリック(Kilpatrick, W.H.)
C ブルーナー(Bruner, J.S.)

【II群】

ア 「どの教科でも、知的性格をそのまま保って、発達のどの段階の子どもにも効果的に教えることができる」という仮説を提示した。

イ 生徒集団の中から優秀な生徒を助教として任用し、助教が教授の指示を他の生徒に伝えるという方法をとり、多数の生徒を一律・効率的に教育することを可能にした。

ウ 子どもたちが自ら価値あると感じる課題を設定し、それをプロジェクトとして、目的→計画→遂行→判断・評価という4段階を経て自主的に問題解決に取り組む学習の方法を提唱した。

 

(組み合わせ)

1
2
3
4
5

正解
3

平成24年

問3 次の文は、ロック(Locke,J.)に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

 1 彼は、『人間知性論』では生得観念を否定するいわゆる白紙説によって教育の可能性を大きく広げる働きをした。

 2 彼は、『教育に関する考察』の序文に「健康な身体に宿る健全な精神」という言葉を書き、精神と身体の関係の重要性を明らかにしている。

 3 彼は、教育目標となる人間像を支配階級である紳士(ジェントルマン)におき、紳士は「体・徳・知」兼備の人間でなければならないとした。

 4 彼は、幼児期から正しい習慣形成をすることこそが教育の基本であるとして、鍛練主義の教育を唱えた。

 5 彼は、道徳的品性の陶冶が教育の課題であるとし、その方法として多方面への興味を喚起することが必要だと考え、「教育的教授」という概念を提示した。

正解
5

問4 次の文は、デューイ(Dewey,J.)に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

 1 彼は、シカゴ大学に附属の実験学校を開設し、子どもの作業活動と社会的生活経験の広がりを中心とする教育実践を行った。

 2 彼は、教育を経験の再構成であるととらえた。

 3 彼は、知識を構造として学習させることによって、科学的概念を子ども自らが発見していく方法を提唱した。

 4 彼が提唱した反省的思考に支えられた学習法は、今日の問題解決学習へとつながっている。

 5 代表的な著作に『学校と社会』や『民主主義と教育』がある。

正解3

平成23年

問4 次の【I群】の人物と【II群】の言葉を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【I群】
A ルソー(Rousseau,J,-J.)
B カント(Kant,I.)
C ロック(Locke,J.)

【II群】
ア 人間とは教育されなければならない唯一の被造物であります。

イ 万物をつくる者の手をはなれるときすべてはよいものであるが、人間の手にうつるとすべてが悪くなる。

ウ 健全な身体に宿る健全な精神、これはこの世における幸福な状態というものを、簡潔ではあるが十分に言い表している。

(組み合わせ)

1
2
3
4
5

正解
3

問5 次の文は、ペスタロッチ(Pestalozzi,J.H.)に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

 1 初期の著作『隠者の夕暮』の冒頭で、「人間、玉座に坐っている人も、あばら家に住んでいる人も、同じであるといわれるときの人間、つまり人間の本質、それはいったい何であろうか」と述べている。彼は、すべての人 間は、その本質においてなんら変わることなく平等であり、尊ばれる存在であると考えた。

 2 彼は、人間に本来備わっている根本的な能力を、精神力(頭)、心情力(心)、技術力(手)の3つに分け、この3つの要素を調和的に発展させる教育を理想とした。

 3 彼は、教育の基礎を子どもの直観に置くことを提唱するとともに、それを実践した。彼は、直観を構成する要素として、「数」、「形」、「語」をあげ、この直観の三要素に着目した教授法を考案したが、それは直観教授と呼ばれる。

 4 彼は、教授とは、新しい概念を子どもに確実に伝え、子どもがすでに内面化している概念と結びつけることであると述べ、学習者に即してその過程をみれば、明瞭-連合-系統-方法という4段階になるとした。

 5 彼は、「生活が陶治する」という有名な言葉を残した。

正解
4

問6 次の【I群】の人物と【II群】の言葉を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【I群】
A ベル(Bell,A.)
B ソクラテス(Sokrates)
C デューイ(Dewey,J.)

【II群】
ア 助教法
イ 産婆術(助産術)
ウ 問題解決学習
エ 有意味受容学習

(組み合わせ)

1
2
3
4
5

正解
1

平成22年

問4 次の文は、ある人物が提唱した学校体系の構想である。この人物は誰か。正しいものを一つ選びなさい。

年齢と発達段階に応じて区分された「母親学校」(0~6歳)、「母国語学校」(7~12歳)、「ラテン語学校」(13~18歳)、「大学」(19~24歳)という統一的な学校体系の構想を提案した。母親学校は、母親を教師として行う家庭での教育を意味していた。母親学校は、6歳までの乳幼児が「母親の膝の上」で受ける基本的な学習の場であるが、その教育には、実に広範囲で豊かな内容が盛り込まれていた。自然学、天文学、家政学、音楽、詩などの学芸教育、さらには道徳教育、宗教教育、健康教育と、多岐にわたっている。彼は「すべての人にすべてのことを教える」という教育システムを構想した。

  1 コメニウス(Comenius,J.A.)
  2 カント(Kant,I.)
  3 オーウェン(Owen,R.)
  4 ヘルバルト(Herbart,J.F.)
  5 コンドルセ(Condorcet,M.-J.-A.-N.C.)

正解
1

問5 次の文の著者は誰か。正しいものを一つ選べ。

すべてのもののなかに、永遠の法則が、宿り、働き、活支配している。この法則は、外なるもの、すなわち自然のなかにも、内なるもの、すなわち精神のなかにも、自然と精神を統一するもの、すなわち生命のなかにも、つねに同様に明瞭に、かつ判明に現われてきたし、またげんに現われている。( 中略 )このすべてものを支配する法則の根底に、すべてのものを動かし、それ自身において明白である、生きた、自己自身を知る、それゆえに永遠に存在する統一者が、必然に存在している。( 中略 ) この統一者が、神である。 すべてのものは、神的なものから、神から生じ、神的なものによってのみ、神によってのみ制約される。神のなかにこそ、すべてのものの唯一の根源がある。

 1 ルター(Luther,M.)
 2 カルヴァン(Calvin,J.)
 3 ルソー(Rousseau,J-J.)
 4 ペスタロッチ(Pestalozzi,J.H.)
 5 フレーベル(Frobel,F.W.)

正解
5

平成21年

問5 次の文のうち、ルソー(Rousseau, J.-J.)が著した『エミール』に記されている内容として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 人は子どもというものを知らない。子どもについてまちがった観念をもっているので、議論を進めれば進めるほど迷路にはいりこむ。このうえなく賢明な人々でさえ、大人が知らなければならないことに熱中して、子どもにはなにが学べるかを考えない。かれらは子どものうちに大人をもとめ、大人になるまえに子どもがどういうものであるかを考えない。

B 万物をつくる者の手をはなれるときすべてはよいものであるが、人間の手にうつるとすべてが悪くなる。

C 自然を観察するがいい。そして自然が示してくれる道を行くがいい。自然はたえず子どもに試練をあたえる。あらゆる試練によって子どもの体質をきたえる。

D ここでわたしは教育ぜんたいのもっとも重大な、もっとも有益な規則を述べることができようか。それは時をかせぐことではなく、時を失うことだ。

E すべてのもののなかに、神的なものが、神が、宿り、働き、かつ支配している。

(組み合わせ)

1 ×
2 × ×
3 ×
4 × ×
5 × ×

正解
1

問6 次の記述は、ある人物の墓碑銘である。該当する人物として正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A ノイホーフにおいては、貧しき者の救い人
『リーンハルトとゲルトルート』のなかでは、民衆に説き教えし人
シュタンツにおいては、孤児の父
ブルクドルフとミュンヘンブーフゼーでは、国民学校の創設者
イヴェルドンにおいては、人類の教育者

B いざや、我らが子どもたちに生きようではないか

(組み合わせ)

1 ペスタロッチ(Pestalozzi, J.H.) フレーベル(Fröbel, F.W.)
2 ペスタロッチ(Pestalozzi, J.H.) 倉橋惣三
3 フレーベル(Fröbel, F.W.) 倉橋惣三
4 フレーベル(Fröbel, F.W.) ペスタロッチ(Pestalozzi, J.H.)
5 エレン・ケイ(Key, E.) フレーベル(Fröbel, F.W.)

正解
1

平成20年

問3 次の文AとBの著者は誰か。正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 健全な身体に宿る健全な精神、これはこの世における幸福な状態というものを、簡潔ではあるが十分に言い表わしている。この二つがそろっておれば何よりものことであるし、そのどちらかを欠けば、他に何を得ても補いはつかないであろう。人間の幸不幸は、その大部分が自分でつくり出してゆくものである。

B 人間、玉座に坐っている人も、あばら家に住んでいる人も、同じであるといわれるときの人間、つまり人間の本質、それはいったい何であろうか。学者たちはなせそれを私たちに教えてくれないのか。なぜ世のおえら方は、彼らの同類である人間が何であるかを、知ろうとしないか。農夫でさえも自分の飼い牛の性質をよく知った上で使っているではないか。羊飼いも自分の羊の性質をよく研究しているではないか。

ア コメニウス(Comenius,J.A.)イ ロック(Locke,J.)ウ ルソー(Rousseau,J.−J.)エ ペスタロッチ(Pestalozzi,J.H.)オ オーエン(Owen,R.)

(組み合わせ)

1
2
3
4
5

正解
3

問4 次の文は、恩物についての説明である。不適切な記述を一つ選びなさい。

 1 恩物とは、幼稚園の創始者フレーベル(Frobel,F.W.)が考案し、体系化した幼児のための遊具である。

 2 恩物とは、ドイツ語のGabe(複数形はGaben)の訳語で、神から授けられたものという意味である。

 3 恩物は、子どもがそれを用いて遊ぶなかで、色・数・物体の形の基本を理解し、身体的技能・感覚・感情・知性・意志を調和的に発達させることをめざしたものであった。

 4 代表的なものは、3種類の円柱さし(さしこみ教具)である。これは、大きさの違いを識別する能力を養うものである。

 5 わが国においても1876年(明治9年)に、東京女子師範学校に附属幼稚園が設置されると同時に恩物が導入され、保育に用いられた。

正解
4

問5 次の【I群】の記述と、【II群】の人名を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【I群】A ユダヤ系ポーランド人で、孤児院を経営していたが、第二次世界大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人迫害により、施設のユダヤ人孤児とともに強制収容所で最後を遂げた。「子どもの権利の大憲章」として19の条文をあげている。この大憲章に示された精神は「児童の権利条約」の内容に深く影響を与えた。「児童の権利条約の精神的な父」とも呼ばれている。

B スウェーデンの思想家、著作家。『児童の世紀』(1900年)を著し、20世紀こそは子どもが解放され、幸せになるべき時代であると説いた。そして、子どもは生まれながら幸福である権利をもち、そのためにはまず家庭が幸福な結婚によってつくられる幸福なものでなければならず、学校も子どもの興味から生まれる自発的学習、自己活動を中心とした小規模の家庭の延長的なものであるべきことを提唱した。

C フランスの思想家、教育学者。1965年にユネスコがパリで開催した第3回成人教育推進国際委員会の席上、「生涯教育」の構想を提案した。彼の考えは、ユネスコ本部の基本構想の一つとして採り上げられるようになり、かつ世界にも急速に広まっていった。

【II群】

ア ケイ(Key, E.)イ コルチャック(Korczak, R.)ウ シュタイナー(Steiner, R.)エ ラングラン(Lengrand, P.)

(組み合わせ)

1
2
3
4
5

正解
2

平成19年

問4 次の記述に該当する人物は誰か。正しいものを一つ選びなさい。

イギリスの産業革命期にスコットランドのニュー・ラナークの紡績工場の経営に従事した。この工場での労働者教育の経験から、人間の性格が環境の産物であり、環境を整えることで性格形成が可能であるとの考えをもつに至り、『新社会観または性格形成論』を執筆した。また性格形成学院を開校。彼は、人間の性格形成において幼児期の環境の影響をとりわけ重視し、性格形成学院内に今日の保育所的機能を果たす幼児学校を設け、労働者の子どもを1歳から預かった。

1 オーウェン(Owen,R.)

2 ロック(Locke,J.)

3 コメニウス(Comenius,J.A.)

4 ベル(Bell,A.)

5 ランカスター(Lancaster,J.)

正解
1

問5 次の文の著者は誰か。正しいものを一つ選びなさい。

そこには3歳から7歳までの40名の子どもがいて、そのおのおのが自分の仕事についています。一部の者は感覚練習をし、他の者は算数に、さらに他の者は文字をさわり、図画をし、着衣枠を取り扱い、またはちりをぬぐい、ある者たちは机に向かって着席し、また他の者たち床上にしいたじゅうたんの上に膝を組みます。軽くうごかされる物や爪先で歩き回る子どもたちのかすかな物音が聞かれます。ときおり抑えかねる歓声、「せんせい、せんせい」というとおる声、「私がしたのを見てごらん」という呼び声などがします。しかしみなが集中しているときの方がずっと多いです。 女教師はゆっくりそうっと歩き回り、自分を呼んだ子どもらの方へ行き、彼らをよく監視して、用のある者はだれでも、すぐ彼女の声を聞き、用のない子は、彼女がいるのかどうかまるで気づかないようです。時間は経過し、みな黙っています。

 

1 ルソー(Rousseau,J.-J.)

2 ペスタロッチ(Pestalozzi,J.H.)

3 モンテッソーリ(Montessori,M.)

4 フレーベル(Frobel,F.W.)

5 デューイ(Dewey,J.)

正解
3

問6 次の文は、プロジェクト・メソッドについての説明である。不適切な記述を一つ選びなさい。

1 プロジェクト・メソッドは、デューイ(Dewey,J.)の後継者の一人であったキルパトリック(Kilpatrick,W.H.)によって提唱されたもので、問題解決学習の一種と考えられる。

2 プロジェクトとは、「社会的環境の中で行われる全精神を打ち込んだ目的を持った活動」と定義されるものである。

3 プロジェクト・メソッドでは、生徒の学習が生徒自身の自発的な活動として展開されることに力点がおかれる。

4 プロジェクト・メソッドでは、目標の設定→計画の立案→実践→反省・評価、という一連の学習活動を生徒自身が行うことになる。

5 プロジェクト・メソッドは、学習内容を系統化し、学習者が各ステップを踏みながら、確実に目標に到達できるように計画された教授学習の方法である。

正解
5

平成18年

問4 次の【I群】の記述と、【II群】にある人名を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【I群】

A 代表的なソフィスト。「人間は万物の尺度である」として、判断の基準を各人に求め、認識の相対主義に立った。

B アテナイにアカデメイアを創設し、その学頭として教育と研究に専心した。その著『国家』は、人間の在り方を理想の共同体としての国家の中に拡大して考察するもので、教育論としては重要である。

C 自分をソフィストとはみなさず、むしろ自分の無知を自覚する者とした。対話を通して善・悪の追求をするその方法は、問答法とも助産術(産婆術)ともいわれる。

【II群】ア ソクラテス   イ プラトン  ウ プロタゴラス

(組み合わせ)

A B C
1
2
3
4
5

正解
5

問5 次の文の著者は誰か。正しいものを一つ選びなさい。

遊戯は、幼児の発達の、この時期の人間の発達の、最高段階である。というのは遊戯ということば自身もしめしているように、遊戯は、内面的なものの自主的な表現、内面的なものそのものの表現にほかならないからである。遊戯は、この段階における人間のもっとも純粋な精神的産物である。同時に、全人間生命の、人間および事物のなかの内面的な、ひめられた自然生命の原像であり模像である。したがって、遊戯は、遊戯をしている子どもたちにも、それをみている大人たちにも、ともに喜び・自由・満足・安息を与え、まわりの大人たちとの和合をもたらすものである。あらゆる善の源泉は遊戯にあり、また遊戯からあらわれてくる。しっかりと、自発的に、黙々と、忍耐づよく、身体がつかれるまで根気づよく遊ぶ子どもは、きっと、また有能な、黙々として忍耐づよい、他人の幸福と自分の幸福のために献身する人間になることであろう。この時代の幼児の生活のもっとも美しい姿というのは、遊んでいる子どものことではなかろうか。—-遊戯に没頭しきっている子どものことではなかろうか。—-遊戯への完全な没頭の後に眠りこんだ子どものことではなかろうか。

1 ルソー(Rousseau,J.-J.)

2 ぺスタロッチ(Pestalozzi,J.H.)

3 モンテッソーリ(Montessori,M.)

4 フレーベル(Frobel,F.W.)

5 デューイ(Dewey,J.)

正解
4

平成17年

問2 【I群】の人名と、【II群】にあることばを結びつけるとき、正しい組 み合わせを一つ選びなさい。

【I群】 A フレーベル(Frobel,F.) B オーウェン(Owen,R.) C ルソー(Rousseau,J.) D ペスタロッチ(Pestalozzi,J.) E コメニウス(Comenius,J.)

【II群】

ア 人間の性格は、彼によって作られるのではなくて、彼のために作られる。

イ すべての人にすべてのことを教える普遍的技術

ウ すべてのもののなかに、神的なものが、神が、宿り、働き、かつ支配している。

エ 初期の教育は純粋に消極的でなければならない。

オ 人間、玉座に座っている人も、あばら家に住んでいる人も、同じであるといわれるときの人間、つまり人間の本質、それはいったいなんであろうか。

A B C D E
1
2
3
4
5

 

正解
2

問3 次の文章の著者は誰か。正しいものを一つ選びなさい。

私は旧教育の類型的な諸点、すなわち、旧教育は子どもたちの態度を受動的にすること、子どもたちを機械的に集団化すること、カリキュラムと教育方法が画一的であることをあきらかにするために、いくぶん誇張して述べてきたかもしれない。旧教育は、これを要約すれば、重力の中心が子どもたち以外にあるという一言につきる。重力の中心が、教師・教科書、その他どこでもあろうとよいが、とにかく子ども自身の直接の本能と活動以外のところにある。それでゆくなら、子どもの生活はあまり問題にはならない。子どもの学習については多くのことが語られるかもしれない。しかし、学校はそこで子どもが生活する場所ではない。いまやわれわれの教育に到来しつつある変革は、重力の中心の移動である。それはコペルニクスによって天体の中心が地球から太陽に移されたときと同様の変革であり革命である。このたびは子どもが太陽となり、その周囲を教育の諸々のいとなみが回転する。子どもが中心であり、この中心のまわりに諸々のいとなみが組織される。

 

1 ケイ(Key,E.)

2 モンテッソーリ(Montessori,M.)

3 デューイ(Dewey,J.)

4 イリッチ(Illich,I.)

5 倉橋惣三

正解
3

まとめ

海外の人物は教育原理で毎年1~2問出題されています。
絶対落としたくないポイントですね。
後程、人物をまとめた一覧のPDFをアップします。

他サイトにはなりますが、人物クイズの出来るサイトがあります。
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クイズ形式を何度も繰り返すとかなり覚えます。楽しく覚えることが出来るので、かなりオススメです。